台南市の赤崁ロータリークラブ(RC)と同会のローターアクトクラブがこのほど、京都さくらRC、台北英倫RCとともに、台南市の地方エリアにある小中学校32校にウォーターサーバー計44台を寄贈しました。
寄贈式は2月23日に市政府庁舎で行われ、市側からは黄偉哲台南市長と鄭新輝教育局長が出席しました。黄市長は、寄贈式に参加した京都さくらRCの神田尚子会長らに謝意を示したほか、総額132万台湾元(約580万円)を超える寄贈となったことを説明し、「生徒の健康を守るためには清潔な飲料水が不可欠です。新品のウォーターサーバーの寄贈は大変ありがたいものです。大事に使用させていただきます」と述べました。
赤崁RCの劉光志会長は、地方エリアの学校に設置されているウォーターサーバーが旧式で、加熱時間が長いほか、供水不足の問題もあったことを挙げて、「ロータリークラブの会員たちは、積極的に福祉活動に参加し、社会に恩返しをしています。今回の寄贈を通じて、台南の子供たちの健康を守るとともに、都市間外交を促進することができ、大変うれしく思います」とあいさつしました。