台湾館が出展している世界三大食品展であるフーデックスジャパンが3月7日に開幕しました。台南市黄偉哲市長は台南の美味しい食品、果物そして美しい風景、友好的な人々の素晴らしさを紹介し、日本人をはじめ各国の人々に向け台南市に訪れてもらえるようPRしました。
台湾の九大農業県市の首長が一堂に会した開幕式では台北駐日経済文化代表処謝長廷代表が「台湾が来ました!そして春も来ました!!」と各国の事業者に対し台湾ブースを訪れるように呼びかけ、台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)の黄志芳理事長も台湾と日本は食品貿易の重要なパートナーであり将来各県市が協力する必要がある、と台湾と日本の深い関係を強調しました。
黄偉哲市長は「今回台南市からは計15社による農協及び食品業者のチームがパイナップルやマンゴーの冷凍食品以外に文旦や枝豆の加工品の素晴らしさを広めるため訪日しました。会場にはカラスミやミルクフィッシュ等の産品も展示されているので、海外商社の興味を引くことでしょう。」とPR。
今回の台南ブースでは400年の歴史を主題とし孔子廟及び赤レンガ壁をイメージした設計により台湾の濃厚な特色を打ち出し多くの海外からの参加者の注目を集めました。加えて現場では台南のスプレーペイントで描かれた蘭の花が展示され「食べて美味しく、見てなお美味しい」と黄市長が来場者に呼びかける場面も見られました。
黄偉哲市長はフーデックスジャパン台湾館のオープニングで次のように日本語で挨拶をしました。
“みなさんこんにちは。台南市長黄偉哲(こういてつ)です。ここで台湾グルメの町、台南市の特産品を紹介でき、大変嬉しく思います。是非台南のブースにお越し頂き、美味しい台南フルーツと食品を試して下さい。台南の美しい風景と台南人の親切さを体験して下さい。ようこそ台南へ。ありがとうございます。”