台南産パイナップルは今年も日本向けに輸出されており、4月は15.6トンを輸出しました。輸出は収穫終了まで続けられることになっています。4月24日には、イオン九州の一行がパイン産地を視察するとともに、台南産の農産物や加工品の商談試食会に出席しました。
視察には、黄偉哲台南市長が同行し、関廟区のパイン生産地へ案内した後、麻豆区の拠点施設では集荷・包装の流れや日本に輸出するパインをコンテナに積み込む作業について説明しました。一行はマンゴー産地の玉井区にも足を運びました。
視察後は、市政府で商談試食会が開かれました。農業団体や業者合わせて10団体・社が参加し、塩水区の名物「塩水意麺」やドライトマト、新化区のエダマメ、ゴボウ、麻豆区の柚子茶など100種類近くが出展されました。
台南産パインは、2021年に初めてイオン九州系列スーパーの店頭に並びました。黄市長は「今後も引き続き、コールドチェーンと加工技術を活用して、台南の農産物を最も新鮮な状態で日本各地に提供していきたい。パインやマンゴーなど台南の農産物を海外に売り込み、生産者の収益の増加を図っていきたい」とコメントしました。