「2024日台SDGs国際学術とポスターデザイン交流セミナー」が4月20日、台南で開かれたのに合わせて、日本から参加した15大学計16人の学者が4月19日午後、台南市政府を表敬しました。
台南は台湾の歴史や文化を代表する古都ですが、台南市の黄偉哲市長は学者らとの会談で、「台南は新たな科学技術都市として、イノベーションによる繁栄を追求するとともに、環境の持続可能性や社会的な平等に関するテーマにも注目している。このため、セミナーが台南で開かれることは大変喜ばしい。日台の学者が討論を通じて共同プロジェクトに取り組むことになれば、将来的には台南がSDGsに取り組む際の土台となるのではないか」と期待を表明しました。
黄市長はまた「台南市は、各種の施策にSDGsの精神を取り入れている。グローバルな気候変動と環境問題に対応するため、台湾で初めて『低炭素都市自治条例』を制定したほか、2011年からは、低炭素政策と炭素排出の管理に努め、レジリエントな低炭素のサステナブル都市を目指している。教育と市民参加を通じて、持続可能な発展に対する支持が広げられるようにしていきたい」とも述べました。