6年ぶりとなる「2024南瀛国際民俗芸術祭」が5日午後、新営で開幕し、秋田の竿灯が踩街(練り歩き)カーニバルに登場しました。重要無形民俗文化財でもある東北三大祭りのひとつがお目見えするとあって、黄偉哲市長も「高さ12メートルに達する幻想的な竿灯がどのように台南の街を彩るのだろうか。台南へ見に来てほしい」と、台湾全体に向けて来場を呼び掛けるほどの熱の入れようでした。
今回の芸術祭は日本と、韓国、ネパール、タイ、フィリピン、マレーシア、モンゴル、ポーランド、ラトビア、ブルガリア、セルビア、スロバキア、イタリア、プエルトリコ、ニュージーランド、パラグアイ、チリ、アルジェリアの18カ国から計21組の国際的なパフォーミングアートチームが参加し、台湾からは15組の著名なダンスチームがエントリーしています。このうち、チリ、プエルトリコ、アルジェリアの3カ国は、南瀛国際民俗芸術祭に参加するのは初めてです。
芸術祭は、10月13日まで9日間の日程で開催され、計30本近くのパフォーマンスが市民や愛好家を楽しませてくれます。黄市長は「南瀛国際民俗芸術祭は、新型コロナのために6年間休止していたが、今年、ようやく開催となった。30点近くの優れた公演が用意されている」と話しています。