台南の子供たちが絵を描いた600個以上のランタンが8月6、7日、前橋市で開催された「第34回赤城山夏まつり」に登場し、来場者を魅了しました。今年の旧正月に台南市消防局中正支局と台南祀典武廟に飾られたランタンが、群馬県前橋市と台南市の友好市である群馬県みなかみ町の協力で飾られたものです。黄偉哲台南市長は群馬側の取り組みに謝意を表するとともに、「日本の皆さんには、これらのランタンを通じて台南の雰囲気を感じていただき、コロナ後には台南にお越しいただければ」と期待を語りました。
黄市長によりますと、台南市と群馬県の関係は深く、特にみなかみ町とは2013年に友好交流協定を締結して以来、観光や物産、教育旅行など幅広い分野で交流を行っています。また、夏にはみなかみ町が台南産マンゴーを大量に購入し、台南の農産物PRにも協力しました。
赤城山夏まつりではこのほか、子供向けのランタン絵描き体験教室も行われました。屋台では、台湾風フライドチキンの「雞排(チーパイ)」、胡椒餅、台湾風そうめんとろみスープの「麺線羹(メンセンカン)」、台湾ビールなども販売され、日本の祭りながら、台湾の雰囲気が濃厚に感じられました。