台南市は10月7、8日、山口県で開かれた「yabふれあいフェスタ」に参加し、台南の魅力をPRしました。台南市ブースはテレビの生放送にも登場し、台南400を紹介したほか、「台南は歴史とグルメの都。台湾マンゴーの最大の産地でもあります」と、親しみやすい雰囲気でお茶の間にアピールしました。
台南市と山口県は今年7月、「観光・物産、経済等に関する交流・協力に関する覚書」を締結しており、同県はこれに基づいて台南市を同フェスに招待しました。同フェスはyab山口朝日放送の主催。台南市ブースは、同フェスで初めて海外から参加したケースとなりました。
ブースには、日本語パンフレット12種類と、ゆるキャラ「魚頭君」のポストカード、電子マネーのicash(アイキャッシュ)などのグッズを用意し、地元の人たちと交流しました。8日には山口県の村岡嗣政知事も訪れました。村岡知事はマラソン好きで知られ、黄偉哲台南市長は台南の2大マラソン(台南古都国際ハーフマラソンと曽文ダムマラソン)の記念Tシャツを、市政府スタッフを通じてプレゼントしました。また、台南への再訪も要請しました。村岡嗣昌知事は快諾し、台南400を迎える一大イベントとなる台湾ランタンフェスティバルのオープニングセレモニーに参加したい考えを示しました。
村岡知事はインスタグラムでも台南を取り上げ、「台南市は『台湾の京都』とも呼ばれる古都。歴史も食文化もとても豊かな美しい都市です」と発信しました。
同フェスには、雨のなか、2日間で計8万5000人が来場しました。